事例1:首こり、肩こり

首こり、肩こりの施術写真1
首こり、肩こりの施術写真2

肩こりを訴える人は多いですが、首こりを訴える人はそれほど多くありません。

体重の10%~13%の重さの頭を支える首ですが、こりや痛みをあまり感じないみたいです。

しかし胸部や多くの内臓に走行する迷走神経、上肢に走行する腕神経叢、脳に走行する動脈、そして頚筋があって様々な症状を発症します。

頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、胃腸の不快感、胸苦しさ、不整脈、うつ症状、腕の痛みや痺れなどは、首こりや肩こりが原因の場合には、こりから解放されると治まってきます。

事例1-1:50代女性Aさん|首こり、吐き気、胃腸の不快感

一度目の来院前日に、首がこりすぎて食べ物を吐いたとのことです。

2度目の来院時の最初の一言が「コップの水が飲めました」です。

どういう事かと尋ねますと、今まで首が痛くてコップの水を飲むときに身体を反って飲んでおり、それが首を曲げて飲むことが出来たとのことでした。

胃腸の不快感もなくなったとのことです。

事例1-2:70代女性Bさん|首こり、耳鳴り

もともと膝が痛くて来院していたBさんですが、最近耳鳴りがひどくて夜眠れないとのこと。首の施術をする時に頚筋のトリガーポイントに刺激を入れると、耳鳴りが軽くなりました。

耳鼻科の治療でも改善されなかった耳鳴りが、数回の施術で気にならなくなりました。

耳鳴りは、過剰なストレスや老化に伴って高音域が聞こえなくなるためによくある症状ですが、ストレスから頚筋にトリガーポイントが生じることからも起こります。

事例1-3:80代女性Cさん|肩こり、首こり、めまい

めまい症状のために近所のクリニックで注射と薬、そしてリハビリマッサージを受けていたCさんが、症状が改善されないと来院されました。

トリガーポイントを中心に肩こり、首こりの施術をしたところ、帰りにはだいぶ楽になったとのこと。

気になるなら脳外科でMRIを撮ってもらった方がよいとアドバイスし、また当院の施術は、2,3日間は身体が変化してくるので様子をみてくださいとお帰ししました。

二日後の夜Cさんから電話があり、MRIで脳はきれいだった。そして、めまい症状が治まったとの連絡がありました。

来院1か月前にご主人が手術を受け、その看病疲れと精神的ストレスが起因していると思われます。

事例1-4:50代男性Dさん|肩こり、首こり、こめかみがぴくぴくする

体力の衰えを防ぐために水泳教室に通うようにったDさん。

しばらくして、こめかみがぴくぴくすると言い始めました。

肩こり、首こりをとると、症状は治まりました。

クロールの息継ぎで、同じ方向に顔をあげて息をする時に力が入っていたようです。

事例1-5:70代女性Eさん|首こり、不整脈

月2回、脊柱圧迫骨折の後遺症で来院されているEさんが、不整脈で気分がすぐれない様子。

先に首の施術をしてトリガーポイントを刺激したところ、不整脈がとれましたとのこと。

その後に圧迫骨折の部位の施術をしました。

ボコッと出っ張っていた骨折箇所は、4か月ぐらいの施術で見た目ではわからないくらいになりました。

事例1-6:80代女性Fさん|肩こり、首こり、頭痛

10代からマッサージ院に通い続けているFさん。

整形外科では首のカーブが逆になっているので手術しましょうと言われ続けていますが、断っています。

今までの施術所では効果がその日だけだったのが、当院では効果が持続するとのこと。

もう10年来院していただいております。